うさぎのケーキ、かめのケーキ

菓子業界に生息する「うさぎ」と「かめ」が、お菓子のブログを始めました。“裏”話系のネタでお送りします。

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都内でミツバチが飼われていることを知っていますか?

岩手県の藤原養蜂場では、冬から春にかけて東京で養蜂をしています。(参考1

蜂に暖かい東京で冬を越させて太らせる目的だそうで、
皇居周辺の市庁舎官邸屋上といったビルの屋上に巣箱を置いています。
(今年は歌舞伎座2階テラス、某フラワーショップ5件に巣箱を設置)
蜂からすればビル郡も山の岩肌と一緒のようで、
桜満開の時期に“せっせ”とソメイヨシノの蜜を集めます。

蜂蜜・・・
最近いろいろな種類の蜂蜜を見かけるようになりました。
これらはどうやって作られるのでしょうか?
養蜂者はそれぞれ目的にあった花の近くに巣箱を置きます。
あとは蜂のダンスを見て、どの方向に飛んで行ったかを判断します。
とはいえ蜂蜜が出来上がるまではっきりと判らないので、
最終的には味をみて判断するのだそうです。ワインのソムリエのように。
それではいろいろな花の蜜が混ざったりしないのでしょうか?
蜂は単一の花から蜜を集めた方が効率がいい事を知っているので
そういった心配は全くないそうです。

ヨーロッパの蜂蜜には独特のクセがありますね。
これもワインと同じように土壌で味わいが変わるそうです。
身近な素材ですが奥が深いですね。

これは藤原養蜂場・藤原誠太さんがラジオで話していた内容を元に書きました。

藤原養蜂場 ナチュラルファクトリー


それでは菓子職人の方の蜂蜜事情を少々。

・「プランネッツ」の山本シェフは、ハーブを良く製品に使う方です。
ラベンダーを使った商品にはラベンダーの蜂蜜を、と合わせていると聞いたことがあります。

・「アテスウェイ」の川村シェフは、お店の近所に蜂蜜屋さんがあって
そこで気に入った蜂蜜をセレクトして使っています。

・「ル パティシェ タカギ」の高木シェフ。
この方の代名詞といえるマドレーヌは当初フランス・プロバンス産の蜂蜜を使っていましたが
お客様から『線香臭い!』と苦情を言われて国産の物に切り替えたそうです。

こだわりの素材も受け入れられないこともあるようです。(笑)