うさぎのケーキ、かめのケーキ

菓子業界に生息する「うさぎ」と「かめ」が、お菓子のブログを始めました。“裏”話系のネタでお送りします。

アンケート
宜しければお答えください。あなた様は?
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パティシエの卵(専門学生など)
食べる専門のケーキフリーク
ホームパティシエ(ケーキ作りが趣味)
その他

お菓子のサイトを良く見る人にはいないと思いますが、一昔前のケーキしか知らない人には「バタークリームはまずい!」と思っている人が多いですね。
昔はバターが高くてマーガリンやショートニングで代用していたのでその味がバタークリームの味だと思っているのでしょう。

今はバターが手頃な値段で入るようになったので個人店ではほとんどのお店がバターを使っているのではないでしょうか?
最近のお菓子が美味しくなったと感じられる理由のひとつだと思います。


カルピスバターの話をしましょう。
何年か前に「幻のバター」として雑誌や新聞にやたらと取り上げられた時期がありました。
それは何故か?
カルピスバターはカルピスを作るために原乳から脱脂粉乳を取り出したあとの副産物から生まれたと聞いたことがあります。
その年は「カルピス・ウォーター」が大流行しました。
カルピスがたくさん生産されたのでバターが余ってきたというのが、メディアに取り上げられた理由の一つではないかと僕は考えています。(笑)

カルピスバターはスーパーなどでは化粧箱入りで1ポンド(450g)1200円で売られています。
ところが業務用として仕入れると「えっ?」と思うような値段で手に入れることが出来ます。
業務用を仕入れて実売価格より安く売れば・・・そう、利益が出ますね。
そして市場価格も乱れます。
メーカーはこの値崩れを嫌い、今では業務用には「業務用につき店頭販売はご遠慮願います。」と注意書きが書いてあります。


ところで乳製品は決められたエリア内でしか成分無調整牛乳を売ることができきません。
関東で北海道や九州からの乳製品がバターやチーズ、加工乳(ロングライフ)しか流通しないのは
乳業組合のお互いのエリアを守るための取り決めがあるかららしいです。
(たとえば東京では「よつ葉牛乳」を売ることができません)
おかげさまで20000hit突破しました。新しい試みとしてアンケートを設置しました(左サイドバー下)。お気軽に参加してくださいね。定期的にいろいろなアンケートを実施したいと思います。(特に利用目的はありません)
「イタリア(シチリア)産のブラッドオレンジの輸入が認可され5月中旬ごろ日本に届きます。」
これは5月7日、朝のNHKのニュースからです。
今まで検疫の関係で日本にはジュースしか入ってきませんでした。
フレッシュな物は、2月から4月の間にカリフォルニア産が手に入るだけ。
喜ぶ人が多いような気がします。
これから夏にかけて増えそうですね。赤い色のオレンジが。

ブラッドオレンジといえば・・・
何年か前に九州・福岡の『16区』さんに行った時のこと、
店員の方に「今の時期のオススメは何ですか?」と聞いたら
次のような答えが返ってきました。
「この仕上げに使っているブラッドオレンジは、シチリア産の苗を“こっそり”持ってきて、
博多湾の島の農家に頼んで育てた物です。やっと実が取れるまで育ちました。」
この時「やるな!三島さん。」と思わず口走ってしまいました。
それにしてもその熱意には頭が下がります。(でも違法?)



去年読んだ「ダ・ヴィンチ・コード」。
映画を楽しむためにもう一回読み直しました。
この映画、ルーヴル美術館の間取りを知っていると良いですね。
そこでこんなサイトがあります。行った気分になれますよ。
    ↓
ルーヴル美術館ヴァーチャル・ツアー

今年は「ルーヴル」とか「ダ・ヴィンチ」とか「モナリザ」・・・
といった映画に絡んだ名前のケーキが出てくるのでしょうね。

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おまけ。
雑誌「danchu」の最新号にはケーキ屋さんの特集が載っています。
河田さんの「スマイル」に感動してみてはどうでしょうか。(笑)
都内でミツバチが飼われていることを知っていますか?

岩手県の藤原養蜂場では、冬から春にかけて東京で養蜂をしています。(参考1

蜂に暖かい東京で冬を越させて太らせる目的だそうで、
皇居周辺の市庁舎官邸屋上といったビルの屋上に巣箱を置いています。
(今年は歌舞伎座2階テラス、某フラワーショップ5件に巣箱を設置)
蜂からすればビル郡も山の岩肌と一緒のようで、
桜満開の時期に“せっせ”とソメイヨシノの蜜を集めます。

蜂蜜・・・
最近いろいろな種類の蜂蜜を見かけるようになりました。
これらはどうやって作られるのでしょうか?
養蜂者はそれぞれ目的にあった花の近くに巣箱を置きます。
あとは蜂のダンスを見て、どの方向に飛んで行ったかを判断します。
とはいえ蜂蜜が出来上がるまではっきりと判らないので、
最終的には味をみて判断するのだそうです。ワインのソムリエのように。
それではいろいろな花の蜜が混ざったりしないのでしょうか?
蜂は単一の花から蜜を集めた方が効率がいい事を知っているので
そういった心配は全くないそうです。

ヨーロッパの蜂蜜には独特のクセがありますね。
これもワインと同じように土壌で味わいが変わるそうです。
身近な素材ですが奥が深いですね。

これは藤原養蜂場・藤原誠太さんがラジオで話していた内容を元に書きました。

藤原養蜂場 ナチュラルファクトリー


それでは菓子職人の方の蜂蜜事情を少々。

・「プランネッツ」の山本シェフは、ハーブを良く製品に使う方です。
ラベンダーを使った商品にはラベンダーの蜂蜜を、と合わせていると聞いたことがあります。

・「アテスウェイ」の川村シェフは、お店の近所に蜂蜜屋さんがあって
そこで気に入った蜂蜜をセレクトして使っています。

・「ル パティシェ タカギ」の高木シェフ。
この方の代名詞といえるマドレーヌは当初フランス・プロバンス産の蜂蜜を使っていましたが
お客様から『線香臭い!』と苦情を言われて国産の物に切り替えたそうです。

こだわりの素材も受け入れられないこともあるようです。(笑)